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<ねむりのコラム No.44><br />
旅行先でも眠れるタイプ?

<ねむりのコラム No.44>
旅行先でも眠れるタイプ?

夏休み真っ只中、旅行や帰省で普段と違うところで眠ると、いつもより眠れたり、いつもより眠れなかったりしませんか。

数年前、ある宿泊特化型ホテルで、ふだんのように眠れたか?という質問をしたところ、約6割の人が普段とは違ったと答えていました。

「枕が替わると眠れない」という言葉があるように、動物であるヒトは普段と違った慣れない環境では、本来、眠りにくいものです。なぜなら、眠りは危険が迫ると妨げられるしくみになっているから。いつもと違うことは、普段よりも気を張る必要があります。いつもの寝室は安全、安心なところとインプットされていますが、はじめての慣れない場所はそうではありません。
質のよい睡眠という観点からは、マイナスになることもあるのです。

逆に、ある旅館でよく眠れたという経験もあるでしょう。日中は観光で適度な疲労感があり、日々のストレスからも解放されていたという日には、普段よりも質の高い眠りがとれることもあります。

なかなか自宅以外では眠れないという方には、宿泊先でも、安全安心、つまり心身のリラックスを得られる何かを見つけることが大切です。

寝具が違うと、いつもの寝姿勢がしっくりこなくて、寝つくまでに何度も寝返りをうってしまったりしますよね。それだけでも、リラックスできないもの。
ただ、枕やマットレスは持っていけないので、それ以外にできることを見つけないといけませんね。

ホテルのお部屋で灯りを少し落として、お気に入りのアロマを嗅いだり、入浴剤を使って入浴したり、好きな音楽を楽しんだりということだけでも、効果が期待できるでしょう。
これがあれば、どこでも眠れる!という、あなただけの入眠儀式をみつけましょう。

<ねむりのコラム No.43><br />
寝違えるって?<br />

<ねむりのコラム No.43>
寝違えるって?

朝起きて、首や肩に違和感がある… 寝違えたかな?
なんて、皆さんも幾度かは、経験があるでしょう。慣れた寝具であっても、起きてしまう寝違え。

そもそも寝違えは、身体に負担がある不自然な姿勢で、長い間眠ってしまって起こるもの。つまり、身体に負担となるような姿勢で眠ってしまう状況にあったということですね。

大きな原因は、枕。
もちろん、敷き寝具との組み合わせが原因になることもあるでしょう。寝返りを意識的にしようとすると、肩を基点にして、腰を少し浮かすような仕草をする方が多いのですが、無意識のうちにしている寝返りは、そうではありません。

わたしたちの寝返りは、実は下半身を基点に起きています。足を振り子にして、腰が回転し、そしてそれに自然と肩がついてくるというわけです。その時、肩にうまく首と頭も一緒に動かないと、問題が起こります。合わない枕を使っていると、肩が向きを変える時に頭の位置が不安定になり、不自然な姿勢のまま固定されてしまうので、寝違えが起きてしまうのです。

眠っている間、わたしたちの筋肉が緩むタイミングがあります。それは、夢を見ている眠りとしてよく知られている、レム睡眠の時。その間は、身体の力が抜けています。

睡眠の状態は、深くなったり、浅くなったりを90分から110分くらいのリズムで繰り返しています。深いノンレム睡眠から、浅いノンレム睡眠に移り、そこからレム睡眠に移行し、また浅いノンレム睡眠、深いノンレム睡眠に移るという特徴があります。

寝返りは、浅いノンレム睡眠のとき、つまり、筋肉が緩む前と後に起きています。寝返って不自然な姿勢をとったまま筋肉が緩む。そうなれば、ご想像どおり。

寝違えたまま、朝を迎えることが多い方は、枕を見直してみると良いかもしれませんね。

<ねむりのコラム No.42><br />
記憶と眠り

<ねむりのコラム No.42>
記憶と眠り

これまでに、睡眠には様々な役割があることをお話してきましたが、共通して言えることは、
「本来、睡眠は積極的な生命活動」だということです。

今回お話する睡眠と記憶のしくみの話も、そのひとつです。

災害時や緊急時には、「そういった時に、どんな工夫をしたら、眠れますか?」
と聞かれることが多いのですが、本来の睡眠の役目に基づき、
「実は、そういった緊急事態には、眠らないようなしくみになっているんです」とお答えするのです。

このような緊急事態時には、命を守ることが最優先となります。
そのため、睡眠は命を落とさないための行動によって、阻害できるしくみになっているということです。
もし、安全でない環境で眠らせてしまったら、死んでしまう危険があると判断するためでしょう。つまり、眠れないのではなく、眠らないのです。

怖い経験の後にも、同じようなことが起きます。深い眠りには、記憶を定着させる働きがあります。
そのため、恐ろしい経験をした後に、脳がその経験を記憶に残さないために、眠らせないということもあるのだそうです。

健康のために、眠ることはとても大事ですが、緊急事態の時には難しいのです。
まずは、命を守ること、それがあっての睡眠ということ。

ある意味、夏の猛暑も同じですね。
そんなに高温多湿の状態で眠ったら、体温調節の機能が働かず、命を危険にさらしてしまうのですから。

<ねむりのコラム No.41><br />
睡眠は共有者の影響を受けている

<ねむりのコラム No.41>
睡眠は共有者の影響を受けている

大好きなペットと一緒に眠っているけど…

眠りは、一緒に眠っている人がいると、多かれ少なかれ、その人の影響を受けています。 あなたの寝床は、誰かと共有していますか?

小さなお子さまとご一緒に眠っているお母さまは、お子さまに起こされるのは当たり前と割り切っている方も多いでしょう。
また、ご夫婦で生活リズムが違う場合にも、ベッドに入る時や出る時にパートナーを起こしてしまうということも、よく聞く話です。

人だけではありません。眠りは、犬や猫といったペットからも影響を受けてしまいます。

とくに、夏は高温多湿になるため、きちんと寝室環境をコントロールしなけば、なかなか深い眠りは得られず、浅い眠りになりがちです。となると、夜中少しの刺激でも起きてしまいます。

ようやく眠れたと思ったら、ワンチャンがベッドに上がってきて、起こされちゃった!ということにもなるわけです。ペットは家族同様、いつでもそばにいたい気持ちは理解できます。習慣化されているし、急に別々に眠るのは、とても難しいことかもしれません。

重要なのは、目が覚めてしまった後です。すぐに寝つけるようであれば気にしない!
でも、すぐに寝つけず、その後もなんだか眠りが浅い気がするという方は、本気で別床を検討してみてもよいかもしれません。

それから、眠れなかった日には応急処置でお昼寝を。15分くらいの仮眠でも、眠気を解消し、その後の仕事や家事の効率を高める効果が期待できますよ。

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