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<ねむりのコラム No.25><br />
「春眠暁を覚えず」

<ねむりのコラム No.25>
「春眠暁を覚えず」

春になると、よく聞くフレーズですよね。どんな意味かご存知ですか?

春になって陽気がよくなり、明け方気持ちよくうとうとしてしまい、気がついたら朝日が高く昇っていたというお話しのようです。サイコーに心地よい二度寝のパターンですね!

春は外気温が暖かくなり、気持ちよくなるのはもちろんですが、だからといって実は眠気が強くなるということではありません。実は、朝日に気づかないほど、明け方まで熟睡することができるということなのです。

熟睡できる理由として、適正な温湿度環境になるというのもひとつなのですが、実は活動量の変化の影響も大きいのです。
冬は寒さゆえに、なかなか深い眠りがとりにくい季節です。日照時間も少なく、活動量が減り、眠りの質が悪化し、一方睡眠時間は少し長くなることがわかっています。
一方、春には活動量が増え睡眠時間も減り、眠りの質は上がります。
休息と活動のメリハリが眠りの質を上げるということは、これまでにも触れてきましたね。

あまり知られてはいませんが、わたしたちの睡眠は温湿度や日照時間、活動量に大きく左右されるため、季節によっても、その質や時間が変化しているのです。

しかし、せっかく眠りに適した季節なのに、昨今は花粉の影響で睡眠が悪化してしまう方も多くいらっしゃるようです。
おすすめなのは、一日中、寝室の空気清浄機を回しておくこと。そして、外からの花粉を寝室に持ち込まないように工夫をしましょう。この時期だけは、大物洗濯になるシーツ類も屋外に干すのは避けたいですね。

春の快眠を、しっかり満喫しましょう!

<ねむりのコラム No.24><br />
睡眠を測ることはできるの?

<ねむりのコラム No.24>
睡眠を測ることはできるの?

最近、歩数計に代わる「活動量計」というものを、目にする機会もあるかと思います。時計のように手首に巻いて、どのくらい動いたかということがわかるもの。
眠っている間は、寝返り以外はほとんど動かないのでは?と思っている方も多いのではないでしょうか。でも、実は寝ている間も細かい動きがあるものなのです。

今、市販されている活動量計というのは、その身体の動きをひとつの目安として、睡眠の質を測ろうとするもの。
眠っている間に、たくさんの動きがあるようでは、睡眠の質が良いとは言えないということは、皆さんも何となくわかることでしょう。

たとえば、寝ついてすぐには深い眠りが訪れるので、睡眠前半はあまり動くことはありません。一方、起床時刻が近づいてくると徐々に眠りが浅くなるので、睡眠後半は動きが増えます。
正確に睡眠の質を測ろうとすれば、脳波や筋電図といった大掛かりな装置が必要ですが、活動量計のような小さなものでも、睡眠の質をみる一つの目安として、活用することはできるでしょう。

ただし、結果ばかりを気にするのは、よくありません。
せっかく寝起きが良かったのに、数値が悪くてガッカリしたりするようでは、測る意味がなくなってしまいます。睡眠は、狙ってそのとおりの良い睡眠がとることは難しいのです。

日中にたくさん動いた日の睡眠はどうか? ストレスをたくさん受けた日はどうか? 寝不足が続いた時とそうでない時でどう変化するか? など、比べてみると法則性が見いだせることもあるでしょう。

自分の眠りを一度客観的に見たいという方は、ぜひ活用してみてください。

<ねむりのコラム No.23><br />
不眠になりやすい人ってどんな人?

<ねむりのコラム No.23>
不眠になりやすい人ってどんな人?

誰でも1日や2日、眠れないことはありますが、どんな時に眠れなくなるのか分かっている人は意外に少ないのではないでしょうか?
それもそのはず。原因は実に様々なのです。

例えば、性格的に不眠になりやすい人もいます。神経質、まじめ、几帳面、完璧主義、競争意識が高い、時間切迫性が高いという人や、心配性、クヨクヨしがち、何かと人と比べたがるような人は要注意です。
 
このような人たちはストレスが溜まりやすく、夜になっても仕事のことが気になったり、心配事を抱え込んでしまう傾向があるため、脳の興奮が収まらず、眠れなくなることがあります。ストレスは不眠を起こす大きな要因になるので気をつけて。
不眠対策は、意外と簡単なこと。仕事はほどほどに切り上げ、夜はゆったりと過ごすよう意識すること。そして、寝つけない時は無理に眠ろうとしないこと!
まじめな分、何とか眠ろうとムリをしがちですが、焦るほど脳が興奮し、ますます眠れなくなってしまいます。そんな時はベッドから出て気分転換をして、眠くなったら再度ベッドに入るようにしましょう。

また、運動習慣がない人も注意が必要です。
運動による肉体的な疲労は睡眠の質を高めます。そのため、運動習慣がない人は、日中の活動量が少ないこと、体温リズムにもメリハリがなくなることなどから、眠りの質が低下することがあります。

そして、何もすることがない人。
脳も体も疲れにくいため、やはり眠りの質が低下しやすい傾向があります。目的を失うことにより、一気に気が抜けてしまったり、逆に不安になってストレスが溜まり、生活リズムが乱れ、睡眠の状態が悪くなることがあります。何か趣味や目的を持って、メリハリのある生活を送りましょう。

いずれかに当てはまってしまったあなたは、今が眠りの質を高められるチャンスです!なぜ眠れないのかがわかれば解決策もたてられますね。

<ねむりのコラム No.22><br />
運動するとよく眠れる?

<ねむりのコラム No.22>
運動するとよく眠れる?

適度な運動は健康維持や肥満予防、生活習慣病予防に良いと言われますが、実は深い睡眠をとるためにも良いことが分かっています。
運動をすると眠りが深くなるというのは、どうしてなのでしょう?
その理由には「体温」が大きく関係しています。

わたしたち人間は、一日中同じ温度を保っているわけではありません。規則正しい生活を送っている人であれば、深部体温(直腸などの内臓の体温)は、目覚める少し前から上がりはじめ、日中は高い状態を維持します。そして、午後7~9時にピークを迎え、その後は徐々に下がり、夜中にもっとも低くなるよう変化します。

でも、生活が不規則だったり、冷えや血行不良があったりすると、夜になっても放熱がうまくできず、その結果、深部体温が下がらないため、寝つきが悪くなることがあります。
そんな状態になるのを防いでくれるのが、実は夕方の運動なのです。

運動すると、一時的に深部体温は上がりますが、運動後は血行がよくなって血液が全身をめぐって熱を外に放散し、深部体温が下がりやすくなるため、寝つきやすくなります。また、運動による適度な疲労感は眠りを深くします。

寝つきを良くするには、夕食前に軽く汗ばむ程度の有酸素運動が効果的です。午後遅くから夕方の、体温がもっとも高くなる時間帯に、少し息が上がり、じんわり汗ばむ程度の有酸素運動を30分~1時間程度行うと、就寝時間にちょうど深部体温が下がり、眠りやすくなります。

ちなみに、冷え性の人が眠れないのは、末端の血行が悪いために深部に熱がこもって体温が下がりにくいことが原因だと言われているので、冷え性の人にとっても運動はオススメです。週に3~4日でも効果は期待できますよ。

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